イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

最後の二行で話がひっくり返る傑作ミステリーみたいな事が本の裏表紙に書かれていて、ミステリー好きな私は何となくな気持ちで電車の中で読み始めた。

作者の乾くるみって名前はどっかで聞いたことあるけど、おそらく今まで読んだことはない。
初めての作家に対する期待と不安な気持ちで読み始めた。


とりあえず、100ページ読んでみた。
ただの青くさいラブストーリーに読める。300ページもない薄い本なのでもう1/3以上読んでいる事になるが、事件が起こる気配もない。

傑作ミステリーと書いてあるせいで勘ぐりながら読んでるのが、何も起きる気配がないので非常にもどかしい。
裏では何か起きてるんだろ?実は主人公の彼女は結婚詐欺師とか?はたまた、実は彼女がタイで性転換してきた男とか?
いつまでたっても事件が起こる気配もなく甘酸っぱい話を読まされるから、変な事ばっかり考える。


とりあえず、続きを読んでみよう。最後の二行とやらまで気は抜けない。