丹沢山系登山

7月、丹沢山系に登った時の写真。
今年初めての登山。いやー、死にました。酷く体調が悪いわけではなかったのに、途中で何度も立ちくらみ。追い越して行く人たちが私に「大丈夫ですか?」って声をかけて行く。そんなに顔色悪いのか。
しかし、無理を押してなんとか調子を取り戻して登ってみた。

丹沢には年に何度も来るんだけど、いつもこの木でできたトンネルで不思議な感覚に襲われる。まるで異次元にでも繋がっているような。

登ってるうちに霧が出てきて視界不良になって来た。

全く先が見えない。

三ノ塔のすぐ先におわすお地蔵様。

お地蔵様の足下にある、怪しい土偶チックなモノが気になる。

霧は一向に晴れそうにない。

景色が良くないから、近くの物を観察する事にする。
可憐な野花。花の名前は知らない。

三ノ塔の次の山に続く道はもはや崖状態。行きは良いけど、帰りが辛い。

途中の山の山頂にある景色をより楽しむためのアイテム。残念ながら霧で景色は見えなかったので、このアイテムを激写してみた。

景色は霧だらけ。

とりあえず、梅干しのおにぎりで塩分補給。

鳥尾山の山小屋が見えて来た。どうも体調があまり良くなかったので、ここで引き返す事にした。

鳥尾山周辺は階段などが整備されていて、上り下りしやすい。

隣のトトロに出てきそうな木のトンネル。

この野花は至る所に咲いている。図書館に行けば丹沢の野草の本がありそうだから、今度調べてみようか。

神秘的なキノコ!食べたらトリップできそうだ!

虫の死骸。ありんこがたむろっている。

三ノ塔に戻るにはこの崖を登らないといけない。ここはいつも帰るのが嫌になる。

崖を登っていると幸薄そうな白い花を見つけた。

下界では見た事無い花。

タンポポの綿毛のような花。不思議な植物が結構ある。

よく見ると、さっきの黄色い花とはまた形が違う野花。

怪しげな実。山は下界と違う植物で溢れてるなー。

高貴な色の花を見つけた。意外と大きいです。

相変わらず霧。

そして霧。

さらに霧。

葉っぱの色が綺麗に変色してる。こういう変色は好きだな。

高貴な色の花に蝶が張り付いてる。花が下向いてるから、蝶には蜜を吸いにくいんじゃないかなー?

真っ白な木の花。

もうほとんど散っていて、この二つだけが残っていた。

渋い色の野草。これの名前も気になる。

やっと、三ノ塔まで戻って来た。霧の中の無人の山小屋。去年、土砂降りの雨に降られたときにこの中に避難した事がある。

相変わらず、景色は霧の中。

温暖化の影響がこのような所まで!

この白い泡は何ですか?

子供の頃に見た事ある気がするけど、何だったのか思い出せない。カマキリの卵はもう少し茶色だったような気がする。

空気が気持ちがいい帰り道。こう見ると霧も心地良い感じ。

二ノ塔の山頂。ここは本当にベンチとテーブルがあるだけ。景色は全くよろしくない。

地面を青い毛虫が這っていた。ひえーーーー、かなりでかい!!

日陰を作ってくれる心地よい木のトンネル。

山を下っていると、蝉の抜け殻発見!

見事な抜けっぷりです。

これ、秋にはどんな風になるんだろう。

今回の登山は全く景色が見えなかったので、目の前の物を写真に撮りまくってみた。
何度も丹沢山系には来てるんだけど、景色にばかり目を奪われていて近場の物は今回初めて注目して、色々と気づかされた。
時間があれば図書館で野草の本を借りてきて、名前を調べてみたいな。